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水素水が市場で一般化し始めたのが2012年頃ですが、それから数年が経過した現在、なんと水素分子を体内で発生させる「水素サプリメント」が商品化・販売されるようになりました。水素水については「水素分子が含まれる水」であると直感的に理解できる方も、水素サプリメントと聞くと「どうして体の中で水素分子が生成されるのか?」「水素発生材を体内に入れるなんて安全上問題があるのではないか?」と不安を覚える方もいらっしゃるのではないかと思います。

そこで、今回はこの水素サプリがどういう仕組みのもと水素を発生させるのか、そして、その安全性はきちんと確保されているのかについて調査した結果をご報告させていただきます。

水素サプリはどのように水素を発生させるのか?

なず、水素サプリがどのように水素を発生させるのかをご説明していきましょう。現在、販売されている水素サプリの水素発生の仕組みは主に以下4通りのいすれかに該当します。

1.精製岩塩

岩塩に含まれるマグネシウムの中に水素を吸蔵(固体内部に取り込まれる現象)させたものをカプセルに詰め、体内にて水素ガスを発生させる手法。

2.フラナガン水素

シリカ水素化合物 、硫酸マグネシウム、クエン酸(炭酸)カリウムなど複数の成分から生成される「フラガナン水素」と呼ばれる水素発生剤を使って水素ガスを生成する手法。アメリカのパトリック・フラガナン博士が開発したことが名前の由来。

3.ゼオライト

鉱物「ゼオライト」を使って水素を発生させる手法。ゼオライトは近年、その水素発生機能に加えて「解毒作用」が注目されている。

4.サンゴカルシウム

サンゴや牡蠣に含まれるカルシウムを水と反応させ水素を発生させる手法。市場に出回っている多くの水素サプリがこの手法を採用。

各水素発生材の安全性について

次に各手法についての安全性について調査をした結果をご報告させていただきます。

1.精製岩塩は日本における水素水研究の第一人者である太田教授が開発した手法のようです。水素発生に使用される成分は岩塩に含まれるマグネシウムになりますが、マグネシウムは適度な摂取が推奨されるミネラル成分(1日あたりの推奨摂取量は、成人男性で340mg~370mg、成人女性で270mg~290mg)として認知されている成分ですので、安全性が確保された手法と言えそうです。

また、塩分の過剰摂取を機にされている方もいらっしゃるかと思いますが、岩塩といっても塩をそのままカプセルにつめいているわけではなく、塩を構成するナトリウムととマグネシウムのうち、マグネシウムのみを抽出した手法となるので、その点においても気にされる必要はなさそうです。

2.フラガナン水素については、成分査定が厳しいアメリカの食品医薬品局(FDA)で承認されている成分になります。ですが、上記のとおり様々な成分が含まれる素材になるので、専門家ではない私が調査をし判断することができるものではありませんでした。また、太田先生がご自身のブログにおいてこのフラナガン水素(マイクロクラスター)について「シリカに水素を吸蔵しているとしていますが、実態はNaBH4(水素化ホウ素ナトリウム)です。」とお話しされております。

水素化ホウ素ナトリウムは皮膚のかぶれや眼の損傷、呼吸器への刺激などの危険性を孕む成分です。したがって、フラガナン水素を採用している水素サプリについては、このサイトでは推奨しないものと考えております。

追記(2017,01,03)

日本で販売されている「フラガナン水素」タイプの水素サプリは、そのほとんどが硫酸マグネシウム(発酵食品の発酵時の栄養源や醸造添加物、パンのイーストフード、また豆腐の凝固剤などに使用される成分です。安全性が確認されています。)、クエン酸(炭酸)、カリウム(炭酸カリウムやクエン酸カリウムなど)を使用しており、これらは太田先生がその危険性を示唆している「シリカ化合物」は含まれていません。

よって、「フラガナン水素」タイプの水素サプリについても、シリカ化合物を使用していないものについては、安全であるものとして当サイトではご紹介させていただきます。

3.ゼオライトは、日本厚生労働省において、既存食品添加物(名簿番号-177)として認められている成分になり、その安全性が確認されています。アメリカのFDAにおいても認可がされていることから、この手法の安全性についても問題はないものと考えられそうです。

4.サンゴカルシウムについては、カキやサンゴなどから抽出したカルシウムを使用した種法になりますので、安全性が保たれる手法と判断できそうです。ですが、この手法は発生する水素量が少ないと言われています。ですので、この手法を採用している水素サプリに関しては、発生する水素量を注視する必要があります。
(ちなみに、3.4についても太田先生はご自身の研究分野の対象外であるとし、これらの手法から生成される水素水・水素ガスによる効果・効能を認めていないようです)

以上の調査結果を踏まえ、1.3.4.の手法については安全性な水素サプリとしてご紹介2.フラガナン水素についもシリカ化合物以外の物質を使って水素を発生させる水素サプリについては、安全な水素発生機序を採用しているものとして、このサイトにてご紹介させていただきます。

なお、一部水素サプリの中には、ショ糖脂肪酸エステルなど、その安全性が疑問視されている成分などが使用されているものがあります。そういった水素サプリについては、当該商品の紹介ページにおいて、その旨をご紹介させていただいておりますので、興味がある方は、各水素サプリのレビューページを参照していただければと思います。

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