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「水素水が活性酸素を除去し体内の酸化を防ぐ効果が期待できること」は多くの検証で実証されており、さらに「遺伝子を正常化する効果」についても、最近の検証で明らかになりつつあります。ですが、これらの良い側面だけでなく「水素水が私たちの身体に悪影響をもたらすことはないのか?」「水素水に毒性はないのか?」この点について検証をする必要性があると考えた研究機関がこれに該当する臨床試験がなされました。今回は、水素水の安全性について行われた検証の結果をご紹介させていただこうと思います。

あらゆる観点から、水素水の飲用に毒性は認められないことが実証

この研究は2010年、県立広島大学の生命環境学部にて行われました。まずは遺伝子へ悪影響を及ぼす特性である変異原性を調べるためにラット群を用意し2グループに分け、一方にはs-9と呼ばれる変異原性を調べる際に用いられる代謝活性酵素を加え、両グループに水素濃度0.9~1.14ppmの水素水を与え、その前後でラットの体内にあるネズミチフス菌を対象に遺伝子への影響を確認しました。

さらに、SPFラットと言われる無菌状態のラット(菌から受ける影響を取り除くため)に対し、同様の水素水を28日間、1日20ml(※人間に換算すると、60kgの人が1.2リットルの摂取するのとほぼ同じ量)与え続け、亜慢性毒性と安全性を検証しました。

結果、前者についてはs-9を投与されたラットグループ、投与されなかったラットグループ両者ともにネズミチフス菌に変異原性ならびにネズミチフス菌への遺伝毒性は確認されませんでした。一方、後者においても一定期間における水素水の経口摂取を経たあとのラットに臨床症状・体重・摂食量・尿検査・血液学・血化学・各臓器重量・組織病理学の観点から検証をしたものの、問題点は見られず、結果安全性が実証されました。

この検証より、ラットにおいて水素水の経口摂取による遺伝子への悪影響ならびに亜慢性毒性は確認されず、安全性が実証されました。

Biological safety of neutral-pH hydrogen-enriched electrolyzed water upon mutagenesity , genotoxicity and subchronic oral toxicity

この試験は遺伝子への悪影響があった場合、その度合いを増長させ発見しやすくするため代謝活性酵素を用いたり、体内に菌がある場合その菌の作用が検証結果に影響を及ぼさぬよう無菌状態のラットを対象とし、さらには体重割合から人間の一日あたりの推定摂取量に相当する水素水量を設定するなど、かなり綿密に行われた検証であり、よってこの結果はかなり信ぴょう性が高いものと思われます。

さらに、水素水が一般的に普及した今、これまでに水素水が身体に悪影響をもらしたという報告・報道はされておらず、この検証結果からも水素水の毒性は無いものと考えられそうです。ですが、本検証はあくまで「ラットへの無毒性」を実証したものにすぎず、以降、人体への無毒性がきちんと実証されるような検証がなられることを期待したいと思います。

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