夫婦

2017年現在、不妊に悩む夫婦は全体の6分の1を占めると言われています。そのうち「男性に原因がある」と判明している割合が2割強であることが判明しています。男性における不妊症はいくつか原因があるといわれていますが、その中の一つが精子の「運動率の低下」です。

この精子の運動率の低下は「精子無力症」という名称がつく程、現代社会において一般化されている症状です。妊娠に必要な運動率は32%と言われており、運動量がこの値以下になると自然妊娠が困難であるといわれています。

この運動率低下は高齢化や酸化ストレス細胞内ATPの欠乏ならびにおたふく風邪前立腺炎の発症などによってなどによって起こるといわれております。今回は、この精子の運動率の下の改善における水素水の効果効能に関する臨床試験の結果についてお伝えしていこうと思います。

水素処理を施した精子の運動率が向上した

この臨床試験は東京都健康長寿医療センター研究所にて行われたものになります。ヒト患者の精子を凍結させ、実験的に損傷を与えた後、常温の状態で5日間放置後、一方を窒素ガス、一方を水素水にて処理した後、添加培地を用いて計数用容器中での精子の運動性、運動速度、ミトコンドリアの染色性等を調べました。

その結果、両者とも遊泳速度には変化がなかったものの、水素で処理をした方の精子については運動性が向上したとの結果が得られました。

Stimulation of human damaged sperm motility with hydrogen molecule.

以上の結果をにより、水素水が男性の精子の運動率低下に起因する不妊対策に効果が期待できることが実証されました。冒頭でも申し上げた通り、不妊症に悩む方は男女ともに増加しているといわれております。今後、水素水を活用した不妊治療の研究がさらに進むことが望まれます。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう