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アトピーは外部から侵入した異物を排除するための免疫の過剰反応により生じる疾患です。

水素水は、飲むことで1.活性酸素の除去ならびに2.遺伝子の正常化これら2つの効果が期待できますが、アトピーの代表的な症状である皮膚炎は上記免疫異常と合わせて炎症部で生じる多量の活性酸素が炎症の悪化さらに次の炎症の発生を引き起こすものと言われており、よってこの2つの効果がアトピー性皮膚炎に有効に作用することが期待されております。

今回は韓国の延世大学が行ったマウスによる水素水経口摂取がアトピー性皮膚炎にもたらす効果についての検証論文を2つ、ご紹介させていただこうと思います。

家ダニによって発症したアトピー性皮膚炎において、水素水飲用が効果

この検証はは韓国の延世大学が2013年に行ったものになります。コナヒョウヒダニという家に潜むダニでアレルギー症状を発症・悪化させるダニによってアトピー性皮膚炎を発症したマウス群を2グループに分け、一方に水素濃度1.5 ppmの水素水を、もう一方に普通の水を25日間、経口投与させ、その後Th1細胞Th2細胞の反応により発生したサイトカインの分泌量を調査しました。

※Th1細胞・Th2細胞は両者とも体外から異物が侵入してきた際に抗体反応を起こす役目を持つ細胞に対し「活性化」の指令を出すためにサイトカインと呼ばれるたんぱくを分泌します。この2つの反応細胞は反応する異物の種類が異なり、Th1細胞は細菌やウイルスTh2細胞はダニやホコリに対しそれぞれ反応、サイトカインを分泌するといわれております。このサイトカインの量が過剰な場合、その部位で炎症が生じていることを確認することができます。

結果、水素水を25日間飲み続けたマウスグループのTh1細胞・Th2細胞それぞれの指令より分泌されたサイトカインの量が普通の水を飲んだマウスグループと比較して、有意に低いことが確認されました。

The Drinking effect of Hydrogen water on Atopic Dermatitis Induced by Dermatophagoides farinae Allergenin NC/Nga Mice

この検証により、約1か月間の水素水経口摂取はアレルギー炎症の原因であるTh1細胞・Th2細胞の過剰反応を改善する効果を期待できることが実証されました。同じ延世大学が翌年行った、同様の水素水飲用が化学物質により誘発されたアトピー性皮膚炎にもたらす効果に関する検証もご紹介させていただいておりますので合わせてご参照ください。

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